4つの取り組みで読書習慣を身に着ける!

図書館関係

こんにちは。ほんのダイアリー管理人の本野まおです。

読書は子供にとって、大人にとっても良い影響があるということは何となくわかっていても、なかなか本を読むという習慣が身につかないなと思うことはありませんか?

また、子供だけでなく大人になっても読書習慣を身に着けると、会社でもプライベートでも役に立ちます。

しかし、いまは娯楽がたくさんあります。

子供に声をかけても、本を手に取る代わりにテレビやスマホ、YouTube、XやインスタグラムなどのSNSに没頭してしまい、読書への関心を示さないという問題に直面している保護者は多いでしょう。

また大人でも今までやってこなかったことをやるのは、容易なことではありません。

読書の習慣を根付かせるためには、いくつかの重要なポイントを理解しておく必要があります。

この記事では、読書がもたらす利点や読書を楽しむための方法に焦点を当てて説明します。

1 知識や視点 考え方が増える

本を読むことで、さまざまな作家や人々の思いや視点に出会えます。これにより、新しい情報を学び取るだけでなく、自分とは違う考え方や感情を理解する能力が育ちます。この経験は、さまざまな状況に柔軟に対応する力を養い、将来社会に出たときにも有利に働くでしょう。

作家さんや他の人が考えていることに触れることで、新しいことをたくさん学べるし、ほかの人がどう考えているかも分かる。これがいろいろな状況で上手に対応できるようになるコツ。

想像力が豊かに

読書は、文字から情景を想像するトレーニングにも役立ちます。また、「この後どうなるか」を連想できるようにもなるため、危機回避能力向上にもつながるでしょう。

本の中の世界を想像することで、頭の中で色々な絵を描く力がつく。次に何が起こるかを想像する力もつくから、困ったことが起きたときにうまく対処できる力が身につきます。

読解力が身に付く

前後の文の意味まで汲み取り、作者が何を伝えたいかを正確に理解する読解力が身に付きます。これは国語だけに限らず、算数の文章問題や理科・社会においても有効で、様々な教科の理解度が深まります。

文章をよく理解する力、つまり本を読む力がつくと学校の国語だけじゃなく、算数の文章問題や理科、社会の勉強、テスト問題を解くときに役立ちます。

語彙力・文章力が高まる

良い文章にたくさん触れる言い回しのストックが増えて、多彩で魅力的、明快な文章が書けるようになります。また、自然と語彙力が増えて、単語や代名詞、接続詞、助詞の使い分けも上達します。

たくさんの本を読むことで、いい表現をたくさん知ることができる。そうすると、自分でも面白くてわかりやすい文章が書けるようになります。言葉の使い方も上手くなります。

しかし親や先生がいくら「本をもっと読みましょう」と促しても、それだけでは子どもは本と向き合ってはくれません。

その理由は主に4つあります。

・本をスムーズに読む方法が分からない
・集中力が続かず疲れる
・習い事や遊びなどで時間を取られて、読書時間が確保できない
・どれが面白い本なのかが分からない …

つまり、これらの問題をクリアにしない限り、子どもは読書を日常的にしないということです。

また家で本を開く習慣がない、大人も読まない環境だと、ますます読書習慣を身に着けさせることが難しくなります。

読書を習慣づけるコツは?

1 家の中心や手に取りやすいところに本を置いてみる。

まず、家の中でよくいる場所、たとえばリビングに本を置いてみてください。そうすることで、本が目につきやすくなります。本棚やテレビの近くでもいいです。

また、子どもの前で本を読む姿を見せるのもいい方法です。親が本を読む姿を見せていると子どもが「そんなに本を読むって楽しいのかな?」と興味を持ち始めるようになります。

そして本を近くに感じやすくなり、自分から本を読みたいと思うようになるかもしれません。

読み聞かせをする

読み聞かせは、文字が読めない小さな子供だけのものだと思われがちですが、実は小学生やそれ以上の年齢の子供たちにも、本に興味を持たせるのにとても有効です。

テレビなどに親しんでいる子供たちは、情報を得るときに目だけでなく耳を使うことに慣れています。

本にあまり興味を示さない子供たちは、文字だけの情報にすぐに飽きてしまうことがあります。

そのため、「本って楽しい!」と感じてもらうために、感情を込めた読み聞かせをしてみるといいでしょう。

決まった日、決まった時間に読書をする

読書習慣を身につけさせたい。または自分も身に着けたい。

そんな時は自分で「毎週火曜日は読書を30分する!」「毎日5分間、本を開く!」など条件をつけてみましょう。

最初は渋々かもしれませんが、とにかく決められた日と時間に、たとえ短い時間でも読書を始めることが大切です。

これが読書習慣をつける最初のステップになります。

最初はできなくて「もういいや」となってしまいそうですが、三日坊主でもいいので続けてみてください。途中でできなくなっても、またやり始めてみてください。

繰り返し読書を続けることで、徐々に読む楽しさを知り、どんどんと本を読み進めたくなるでしょう。

大切なのは、子供や自分にとって関心を持つ本を選ぶことです。

今、子どもが何に興味を持っているのかをよく観察し、その興味に合った本を選んであげましょう。また好きなものに関する本を図書館から借りてくるのも良いですね。

最初のうちは、漫画やタブレットでの読書もOKです。

読んだ本の感想を聞いてみる

子どもが本を読み終えたら、どのように感じたかを尋ねてみましょう。

教えてくれたことに対して、「そうだったんだ!面白そうだね」「そのことはお母さん、知らなかったよ」と子どもの自己肯定感を高めるような反応を示してください。

たとえ一言感想でも、「教えてくれてありがとう」と言ってみてください。

これにより、子どもは新しいことを学ぼうという意欲が湧き、自ら進んで本を手に取るようになるでしょう。

小学校の中学年くらいからは、簡単な読書感想文を書かせてみるのもいいかもしれません。

これは、自分の考えを整理し表現する練習になりますし、どのような言葉遣いが適切かを考えることで、語彙力や文章力をさらに伸ばすことができます。

また、読んだ本の内容を「読書ノート」に記録することで、後で読んだ本を振り返ることができるので、これもお勧めです。

また大人であれば、SNSやブログで感想を綴ってみるのもいいですね。

今は読書メーターで感想を気軽に書き込めるし、感想を共有するのも良いかもしれません。

まとめ

毎日、決まった時間に自分の好きな本やマンガを読んで、そこからいろんな本に手を伸ばしていくことが読書習慣のきっかけになります。

本やマンガはその世界に没頭すると、頭の中で物語が繰り広げられていく感覚が楽しいし、本に書いてあることを理解するために勉強をし始める。それが成績アップや仕事に活きるようになります。

ぜひ、読書習慣を取り入れてみてください。

 

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