こんにちは。ほんのダイアリー管理人の本野まおです。
今回はズバリ!給与と待遇の移り変わりについての私の体験談を書いていきます。また学校司書の給料は地方によってどのぐらい違うのか、なども調べてみました。
司書になりたいと思うけど、一体いくらもらっているのか知りたい人には参考になると思います。
学校司書の役割と現状
・学校司書の基本的な役割について。
学校司書とは学校図書館の運営を担う専門職員です。学校図書館法ではすべての学校に「置くようにつとめなければならない」とされています。地域によっては「学校図書館指導員」「図書館支援員」など名称は様々ですが、「学校司書」に統一されつつあります。
SLA(全国学校図書館協議会)より引用。
とあるように、学校図書館の運営に欠かせない存在です。
仕事内容は、本の貸出、返却、選書、本の受け入れ、本の廃棄、図書館運営に携わる活動や本を利用した授業支援、読書活動について積極的に関わっています。
ここでは簡潔にまとめましたが、詳しく知りたい方はSLA(全国学校図書館協議会)のサイトにアクセスしてみてください。私がまとめるよりここを見た方が早い!
学校司書の給与について
私は令和6年度から「学校用務支援員(学校司書)」という名称に変わりました。
それまでは「学校司書」という名称で複数校を兼務で受け持っていたのですが、教育委員会の方針で一人1校担当になった際、司書の資格をもっている人は学校内の雑務(プリント印刷や環境整備の手伝いなど)を行いながら図書館の仕事に携わる、という仕事内容に変わったため、このような名称になったわけです。
私の司書としての雇用内容と給料の変動について
私は15年前に学校司書になりました。
当時の雇用形態は、月17日勤務。1日8時間勤務。4校兼務。給料は基本給が14万。そこから保険雇用など引かれて毎月の手当てが12万でした。雇用者身分は市役所の「臨時的任用職員」というものでした。
司書の8月も出勤して給与が支払われるということがありがたい時代でした。
学校司書としての立場もしっかりしており、司書部会もあり、毎年学校司書のスキルアップを目指した勉強会なども行っていました。県で行われる図書館大会も教育委員会の元、参加していました。
ところが2020年に地方公務員の改正により、身分が非常勤の地方公務員である「会計年度任用職員」となったのです。
会計年度任用職員になって変わったこと
会計年度任用職員になって変わったことは
・給与形態と、次年度の勤務基準が変わったこと。
まずは、給料について。
1日7・5時間のパート職員。今までボーナスがないかわりにボーナスをつける。ただし月給は下がる。
これを聞いた後に当時の雇用条件の用紙を渡され、よく見てみると、確かに月給は1万下がります。
その代わりボーナスで補填されるという形でした。
が・・・・・。実際はボーナス3万円。チーン。
うそだろ!おい!ボーナスもらっても前の手取りより少ないってどういうことだ!!おい!
と一人目くじらをたてておりました。(私たちよりさらに酷かったのは用務員の先生。)
次に次年度の勤務継続について。
今までは教育委員会と学校の評価の元、司書本人が望めばそのまま継続で働くことができました。
しかし、次からは学校の評価+自己評価+教育委員会の評価に加えて毎年司書さんを募集して採用面談をうけて、受かったら配属。これが1年おきとききまして
( ゚Д゚)ハッ????
となりました。(実際には猛反発があったらしく、学校評価と教育委員会で雇用続行か否かを決めることになったそうですが)
これが、会計年度任用職員なのか。準公務員ってこんな扱いなの?と思わずにいられませんでした。
都心部では最低でも15万もらえるところもある一方、どれだけやっても月に6万あるかないかの場所もあります。
私の友達は、学校司書から市立図書館につとめて、今は講師をしているのですが、その友達の給料の流れをしめしていくとこうなります。九州県内で10年間働いてました。
学校司書の時は手取り14万→しかし勤続年数が上限に達したため、市立図書館に勤務、ここからがくっと下がり手取り8万になる。
これでは生活できないと、やむなく司書を退職し、他の仕事に就いた後、現在の仕事である学校の先生(講師)として働く。
ほかの職種よりお給料はよく、月給20万に年2回のボーナスがある。
格段に暮らしが楽になってきたとのこと。
学校の先生は大変だけど、お給料が高いのがありがたい。
現在(R6)の給料と雇用について
現在は会計年度任用職員のころよりも、基本給があがりました!16万になりました。そこからひかれて、手取りは13万。
これを高いとみるか低いとみるかは、おまかせします。
ただ、私の住む自治体はどういう風の吹きまわしか、今年から学校司書補の枠を10名以上増やしたので、一校に一人という環境を作った反面、もやっとするのが、
なぜ、急に各学校にそんなに人を置けるようになったのか?
また学校司書さんたちは10万円ほどいただいてます。
なぜ、その分のお金を司書さんの給料にわのせ
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