こんにちは。ほんのダイアリー管理人の本野まおです。
今回の記事は、家で作った野菜の売り上げについてまとめてみました。というのもこのブログでアクセスの多い記事が「野菜を作って売る」関係の記事なんです。
今年も野菜をスーパーに出荷しているのですが、検索でたどり着いた人が知りたいのは「どんな野菜をどれぐらい売って、収益はいくらになったのか?」だと思ったので今回は去年の売り上げを記事にしてまとめました。
・にんにく・玉ねぎ・しいたけを売ってみた結果。
去年(R5)は、初夏~夏にかけて、にんにくと玉ねぎ、冬はしいたけを主力を売った収入源として確定申告の時に報告していました。結果は全部合わせて5万円ほど。
にんにくは100袋ぐらい。玉ねぎもしいたけも同じぐらい売りました。
玉ねぎの場合
去年(R5)はじめて、野菜を売るにあたり、どうやったらお店で野菜を出荷できるのかを調べてJAや地元の野菜を取り扱っているスーパーから生産者登録書や出荷できる野菜の登録、PL保険に加入をすませました。
ただ、その手続きの間に、収穫した玉ねぎが予想より早く痛みはじめ、実際にお店に出せるころには収穫量の3分の1ほど(400個ぐらい)を泣く泣く廃棄した苦い記憶があります。
中からどろどろに腐ってきたもの、外側だけくさってきたもの、いろいろありましたが、外だけ腐っている玉ねぎはそこだけむしり取って、中の方は自分たちで食べました。皮をむしるの大変!
出荷は5~6個入って1袋150~180円の価格で販売。100袋は売った・・・。なんとか売り切りました!
15000円ほどの売り上げ、手数料などひかれると12000円ほどになりました。
にんにくの場合
にんにくは主人がネットで青森産ホワイト六片という種類のにんにくの種を購入、冬の間は雑草取りや根腐れ病、さび病、べと病など病気にかかっていたものの、無事に収穫できました。
売るときは「六片にんにく」の表示を入れて少し高めの設定にしました。
なんでも「ホワイト六片」という名前は青森県で栽培された品種だけが、その名を名乗れるそうで。
うちは九州だもんなぁ・・・。名乗れない。
しかし、もとは良いにんにく。普通のにんにくより大きく、実がしっかりして煮崩れしないにんにくが出来上がりました!
ということで、2つで300円という強気のお値段にしました。こちらは150袋ほど作りました。そしてありがたいことに、150袋売れました!ばんざい!!
45000円ほどの売り上げ。色々ひかれると43000円ほどの収益です。
しいたけの場合
冬になるとしいたけが、ぽちぽち出来始めてきます。1月~3月はしいたけの季節到来です。
冬にしいたけを売る場合、収穫の事を考えて仕込みをします。
前年の秋にしいたけの種コマを購入して、ほだ木(クヌギなどの木を1m30cmほどに切ったもの。しいたけの種を植えるための木)に穴をあけて、ひたすら、ただひたすらに、しいたけの種こまを金づちで打ち込んでいきます。
R4年にしいたけの種類(にくまる、森の金太郎、光太郎など)を3000個ほど打ち込み、山にあるしいたけ用の場所におきます。たくさん水を与えてしいたけの菌を木に行きわたらせます。
しいたけは寒くないと出てこない!そして1月後半。ぽちぽち出始めてきました。
やっとで出てきたしいたけを、かごいっぱいに収穫。それを7個入り180円で販売。あとはこの作業をしいたけが出なくなるまで、繰り返します。
R5年は200袋ほど作って売りました。いくつか回収したのもありましたが、ほぼ9割売れました。
180円×185袋は33300円。手数料を引くと32000円ほどです。
番外編 シャインマスカット・ぶどう編
野菜じゃないんですが、試験的にシャインマスカットを20個ほど売りに出しました。
大きさもまばら。小さい実や傷んでいる実を取り除き、重さで値段を決めました。
大きめのものは1000~1300円。小さめのものは500~800円で販売。全部で18000円ほどの売り上げ。手数料などを引くと16000円ほどになりました。
売り上げのまとめ
売り上げまとめは103,000円になりました。
この数字をみて「重労働の割にはもうけが少ないな」と感じる人もいれば「えっ!そんな売れるの?」と驚いた人もいるのではないでしょうか?
実際、仕事をした後の畑仕事はきついです。疲れがとれないこともあります。
そう考えると、農家の人たちがいかに気を使いながら野菜を作っているかよく分かります。日本の食卓を支えてくれる農家の方々、本当にありがとうございます。
「うちは畑もあるし、いっちょやってみるかな?」と思った方はぜひ、チャレンジしてください。野菜を育てるのが好きなら、結果はでてきます!
少しでも収入にしたい、そんな人はぜひ野菜販売をはじめてみませんか?
コメント