こんにちは。ほんのダイアリー管理人の本野まおです。

今年のにんにくは本当によく育ちました。例年より病気も少なく、玉も大きくしっかりしたものが多く、去年の倍近い収穫量に。おそらく全部で8,000個ほど収穫できたと思います。大げさじゃなく。
嬉しい反面、「どうやって売り切ろうか?」という焦りも正直ありました。
これまでは地元のスーパーに数点ずつ半年かけて出荷していましたが、それだけではとてもさばけない量です。保管場所にも限りがあるし、旦那さんも「こりゃやばい、いつものペースだと厳しいぞ」と言い始めて。
野菜の販路の広げ方については別の記事でも書いていますが、今回はその中でもAコープの別店舗への出荷手続きについて、実際にやってみた体験を書いていきます。
Aコープの別店舗に出せるか、JAに相談してみた
今、地元のAコープにはすでに野菜を出荷していました。そこで「他の店舗にも出せるのかな?」と思い、近くのJAに電話で相談してみました。
すると、
「すでにJA会員の登録が済んでいれば、他の店舗にも出荷できます。ただし、出荷先の店舗ごとに登録が必要で、まず地元のJAで手続きをしてもらう必要があります」
とのこと。
よし、これならいける。さっそく手続きを進めることにしました。
さっそく地元JAで手続き。が、立ちはだかる壁!
地元のJAを訪れ、新規店舗登録の書類を記入しました。出荷にあたっての注意事項も教えてもらいました。
- 出荷用の箱に入れて持ち込むこと
- 初回出荷時は防除歴を記入した専用用紙とPL保険の写しを同封すること
- 配送する支店名を記した紙を箱の見えるところに貼ること
- 配送センターへの持ち込みは平日8:30〜12:00の受付時間内に
ここまで聞いて、問題が発生しました。
私は平日、学校で働いています。午前8時半はもう学校にいる時間です。
配送センターへの持ち込みができない……。せっかく新しい店舗に出せると思ったのに、届ける手段がない。少し気持ちが沈みました。
普段のAコープから配送してもらえることに
さっそく地元のJAを訪れ、新規店舗登録の書類を記入し、説明を受けました。が
もう一度JAに相談したところ、こんなことを教えてもらいました。
「普段野菜を出しているAコープに持っていけば、そこから他の店舗へ配送してもらえますよ」
えっ??ほんとに?それなら助かるんだけど・・・。この場合の交渉はどうすればいいか、たずねたところJA営農センターの方が、私の近くのAコープに話を通してくれて、青果担当の方と打ち合わせをしてもらいました。ありがたい……!
青果担当の方から教えてもらった注意事項はこちらです。
① 初回は防除用紙とPL保険の写しを各店舗分出荷する前にJA営農センターに提出しておくこと。または各店舗分の防除歴を出荷かごの上に載せておくこと。
② 持ってきた野菜は配送専用のかごに入れて置くこと
③ 値札シールは各店舗共通なので、家で貼ってから持ってくると楽
④ 朝は6時半から裏口が開いているので、その時間帯に持ち込めばOK
⑤ 配送は土曜日の午前中まで(日曜は休み)
デパートの直売コーナーにも挑戦中。
ちなみに出先で立ち寄ったデパートで、「地元応援プロジェクト」というコーナーを見つけました。地元農家の野菜や加工品が丁寧に並んでいて、「ここにも自分のにんにくを置いてもらえたら」と思い、思い切って店員さんに声をかけてみました。
個人農家でも出せると聞いて、申込用紙をもらい、後日本社から必要書類が届いたので記入して送りました。登録まで2週間ほどかかる予定です。
このコーナーでは、POPや写真を添えて商品をPRしてもいいとのこと。
直売所では値段シールだけで勝負していましたが、POPがあれば手に取ってもらいやすくなるし、他の農家さんとの差別化にもなります。どんなデザインにしようか、今から考えています。
「収穫」はゴールじゃなく、スタート!
今回動いてみて、あらためて感じたのは**「作ること」と「届けること」は別の仕事だ**ということです。
電話で問い合わせるのも、お店に直接行って話をするのも、最初は緊張します。断られることもある。でも、動いてみると思ったより道は開けました。
「できあがったらすぐ売り場に持っていきたい」という人には、近くのスーパーや物産館に直接交渉するのがいちばん早いです。ネット販売やSNS集客がうまくいっている人もいますが、自分のスタイルや生活に合った方法を選ぶことが続けるうえで大事だと実感しています。
これからにんにく、ばんばん出していきます!
こぼれ話。別の町の物産館コーナーで断られました。
遠い場所のAコープに出荷するにあたり、1か所は何とか自分たちで持っていける距離だったので、どんな雰囲気のお店か見に行くことにして、道を走っていると、物産館コーナーがありました。
ここにもにんにくっておいてもらえるのかな?と飛び込み営業よろしく、出荷用のにんにくを持って店員さんに事情を説明すると、会議室に案内されました。
中にはお偉いさん方が3人ほど座っていました。
そこでにんにくを置かせてもらえないか話をしてみたことろ
「すみません、ここでは地元で作った野菜しか置けないんですよ。
まじか・・・・・・・・
仕方ない、こんなこともあるさ。うん。
よければ、販路拡大の関連記事もお読みください。なにかヒントになったら嬉しいです。
