こんにちは。ほんのダイアリー管理人の本野まおです。

委員会活動って、みなさん、どこまで関わっていますか??
私は兼務していたときも、専務になってからもおおよそ委員会活動の図書イベントに関わらせてもらうことが多かったです。
読書指導の先生の中には「あ、先生は関わらなくて大丈夫です。全部こっちでやるので。」とおっしゃる方もいたので、その時はお言葉に甘えてほぼ関わってませんでしたが、大概の小学校は委員会活動の中で司書を関わらせてくれました。
主に図書イベントについて関わることが多かったのですが、必読書リストの作成や選書にもがっつり関わっていたので、その中で図書委員会の子どもたちと、どんな事をしたら楽しいか、本を読んでくれそうか、図書室にきてくれるかを話し合うこともありました。
今回は、図書委員会が自主的に活動してくれるためにはどうすればいいか?をつたない経験ではありますが、記事にしました。現在勤務している小学校を例にしています。
委員会活動1年目
今の学校は私が赴任した時は、あまり委員会活動が活発というわけではありませんでした。
委員会に入った子も、あんまり本を読まないメンバーと、まず字が読めないメンバーという、「なぜこの委員会に入ったんだい?」と首をかしげるぐらい、先行き不透明な中スタートしました。
初めての委員会活動で話し合ったこと
最初に自己紹介を児童、先生ともに終わってから、委員会活動について話し合います。読書指導の担当先生も同じく初めての勤務校。フレッシュな先生のもと委員会活動スタート。
今の学校は5・6年生が委員会活動をしています。人数は5人。
1年間の活動の中でまずどんなことをやってみたいか?どんな図書イベントが人気だったか?今までの図書委員会はどんな感じだったのかをまずは聞いてみました。
すると
「よく分かんない。どんな活動してたのか。」
「本の貸出と返却はやってたよね?」
という答え。う~ん。
じゃあ、図書イベントは何かやってたかな?と聞くとこれまた覚えてないという。
そもそも、よく図書室に行くメンバーじゃなかったのもあったので、何かやってた気がする・・・。という認識だったんだな。
これから、委員会活動どうやって動かしていこうかな。最終判断は読書指導担当におまかせするとして。
うんうん。よし、じゃあもうここから切り替えよう。
そこで私から提案。
「じゃあ、みんなが図書委員会でやる気が出るようにしたいんだけど、君たちはどういう事をやってみたい?先生が今までまわってきた学校は、委員会で図書イベントだと読書ビンゴだったり、読み聞かせやったりしてたんだけど、どうかな?」
すると、6年生が「読書ビンゴは去年もやってた気がするけど、そんなに僕は図書室に行かなかったから分からない」と話してくれました。
「読み聞かせは、学校活動であるからしなくていいかな。」「なんか面白いイベントがやりたい」と話し合いが進んできました。
そうこうするうちにイベントをやってみよう、という話になり「読書すごろく」をやることになりました。すごろくの中身は図書委員さんが一人1アイデアを出し合って、形作ることになり、あれよあれよと読書すごろくが出来上がりました。
6月にこの読書すごろくをやったのですが、1年生だけ中身を変えて実施。2~6年生は図書委員バージョンで2週間限定で行いましたが、多くの子どもたちが読書すごろくをやってくれました。
すごろくの中身は、1日本を借りたら、次のマスへすすむ。途中で図書委員さんが考えたマスのコマンドをやってみる。ゴールまでついたら、しおりをプレゼント。という形。
じゃんけんをはさんだり、クイズをはさんだり、そう簡単にクリアさせないように考えた読書すごろく。
告知も、6月15日から30日まで読書すごろくをします、ぜひ参加してください。という内容のポスターを委員会で作成し、各学年の廊下に掲示させてもらいました。当日放送も忘れずに。カウンター当番さんにもイベントをすすめるようにこえかけしてもらい、スタートさせたところ
「いつも図書室には人が5人ぐらいしかいないのに、イベントでみんな来てくれた!」と委員会全員が喜んでくれました。
これが図書委員会の成功体験となり、その後も自分たちでアイデアを出し合って委員会活動を率先して行ってくれるようになりました。
その後も、今まで小学校でやってこなかったイベントをやろう、ということで、しおりコンテストや読書ビンゴ、文字隠し、多読者サプライズ発表などアイデアと工夫をして1年間頑張りました。
この体験を通して私が感じたことは
成功体験や自分たちで考えてやったことが形になる、それが認められるという経験が委員会活動を活発にしてくれたのだなととらえています。
委員会活動2年目
昨年の委員会活動でコツがつかめてきた2年目。昨年の図書イベントが楽しかったと言って図書委員会に入ってきた子や読書好きの子が増えた2年目。
読書活動を活発にしたい、という思いはあれど委員会での読み聞かせには消極的なメンバーでした。
その代わり、去年のイベントをさらに工夫してみたり、おすすめの本を紹介したり、小学校に入れてほしい本を読売KODOMO新聞の中から選んで投票イベントを行ったりという、そのメンバーにしかできないことを話しあって活動した1年になりました。
この年の委員会イベントでは、分類ビンゴをクリアしたあとに渡すしおりを図書委員会で作成、番号をつけて参加者にどのしおりが欲しいかを選んでもらうようにしたら面白いのではないか?という案が話し合いの中でポンとでたのですが、それならと絵が得意なメンバーが7種類ほど描いてきてくれました。
少し大人しめな子で自分からはなかなか動き出しにくい子が、「これなら自分もできる」と自主的にやってきてくれたことが嬉しかったです。
さて、読書ビンゴに参加した児童たちからは、「いろんなしおりが選べてうれしかった」、「分類だけ気を付けて選べば本を読むことができたから、けっこう読んだよ」「1列だけそろえられたけど、全部埋めたかった」などの意見や感想を聞くことができたので、次回の委員会活動やイベントの改善になるように繋げていくことにしています。
2年目の委員会活動では
前年度のイベントを元にして、さらに改善を加えたり、自分たちでアイデアを出し合い、やって、反応が悪かったら次はこうしてみよう、という反省と改善をくわえて、図書委員会は楽しい、ということをアピールした。
ということを1年間の締めくくりとして終了しました。
3年目の委員会活動はこれから
今年(R8)で3年目になります。去年からの委員会活動を見ていた高学年。今年は読み聞かせの時間が授業時間の短縮などであまり取れないので、どうにか読み聞かせを増やしたい、という先生方の希望もあり、読み聞かせを中心とした委員会活動をすることに決定しました。
今回の委員会メンバーは読み聞かせに積極的な子たちがそろっていることもあり、1年間の読み聞かせ計画を立て始めました。
「6月は大型絵本と紙芝居、7月は読み聞かせ、9月は読書月間なので読み聞かせも工夫したい、11月、1月、2月までできるかな~」と話しながら読み聞かせ計画を立てていく委員会の子たち。
まずは6月の読み聞かせ会を終わらせて、次回に活かすことにしましょう。
また、委員会活動が進んだら書き加えますね。
