こんにちは。ほんのダイアリー管理人の本野まおです。

今回は「玉ねぎがたくさん採れたけど、どうやって売ればいいの?」という方へ。実際に500個の玉ねぎを育てて直売所で販売した体験をまとめました。

まずはこの写真をごらんください。

 この写真は、「野菜を売ってみよう」とはりきって玉ねぎを作って収穫した時の写真です。

 畑の広さにもよりますが、小さい畑でも植えている種類が少ないと、ひとつひとつの収穫数は大きくなります。今回(R6)は我が家では新玉ねぎを500個ほど植えましたが、ぱっと見てみると、そんなにあるかな?と思うぐらい少なく見えます。

 家庭菜園でも玉ねぎを育てているご家庭は多いと思いますので、もしたくさん取れすぎてしまった!という場合は少しでもお金に換えてみるのもいいと思います。

ここからは、玉ねぎを出荷するまでの流れを説明します。

【STEP 1】収穫のタイミングを見極める

玉ねぎ畑から収穫した玉ねぎ。これをきれいにしていきます。根っこと葉の部分は落として、薄皮を向ていきます。

この玉ねぎは、畑からとったばかりです。土だらけです。ちなみに早生たまねぎです。(売るときは新玉ねぎで出荷しています。)

写真をよく見ると、葉っぱが下にぐにゃっと倒れている玉ねぎがあるのが分かりますか?

 この葉っぱの部分がぺたっと倒れてきたら収穫のサインです。引っこ抜いたら根っこと茎を切り、外側の薄皮を何枚かむきます。

根っこ切りには専用のハサミ(かぼちゃん)を使うと断然きれいに仕上がります。包丁で切ると根元が変な形になりがちなので、出荷するなら専用ハサミをおすすめします。

専用のハサミというだけあって、刃の形状が湾曲しており、くぼんだ所にきれいに当たるように設計されています。これでパチンと根っこを切っていきます。これ買う前は根っこを包丁で切ってましたが、うまく根元から切れずに変な見た目になってました。(ただ、お値段が少々張るので、うちはこれ1個だけ使ってます。でも使いやすいんです!)

他にもお手頃価格で言うと、この商品があります。私はまだ使ったことがないのですが、専用のものなら普通の剪定用はさみよりは切りやすさがちがうはず。私も今度買ってみよう!

ある程度むいたらコンテナに入れて風通しのよい場所で保管します。(本当にこれは大事です)コンテナでなくても使い古しのストッキングに一個ずつ入れて結んでぶら下げておく、自分の家で食べる分は葉っぱを束ねてまとめて吊り下げておくと秋ごろまでもつ予定。

私たちはマキタの充電式ドリルや荷台などを持っているので、こちらもおすすめ。軽トラの空気や自転車の空気入れにも便利。(やるのはほぼ旦那さん)

(私の失敗談)

実はこの玉ねぎをお店に出荷しようと、収穫1週間前に近くのスーパーやJAに野菜出荷の申し込みをしていたのですが、初めての出荷者だったため、出荷する野菜の登録に10日間ほどかかってしまいました。その間に玉ねぎがけっこうな数が傷んでしまい、食べれなくなったものも多かったです。

なので、「初めて野菜をお店の直売コーナーで売るんだ」という人や「JAを通してAコープに置かせてもらうの」という方は本当に前もって余裕を見て出荷の申し込みをされてください(泣)

【STEP 3】値段を決める前に価格調査をする

袋詰めの前に、近くのスーパーや同じ産直コーナーの値段を必ず確認します。

安くすれば売れる、とやりがちですが極端に安くすると他の出荷者との値段競争になり、最終的に赤字になります。周りの価格に合わせた「公平な値段」を設定することが大切です。

💡 我が家の場合:普通の玉ねぎ3個150円、赤玉ねぎ2個150〜200円で設定しました。

(これを基本にして毎年同じ野菜を出荷する際は去年と比べて価格は変化ないか?値上げがきてるのか?出荷している人や数はどうか?ということをチェックしています)

いやもうホント、産直コーナーにお野菜を出している方々より、安くで出荷したらいいじゃない?と思われそうですが

あまりにも価格に差があると安い方から消えていきます。

しかも自分の野菜を安くで売るという事は、ほかの人たちの野菜が売れなくなってしまう可能性があります。そして、次に出荷をするときにさらに安くで提供しないといけなくなります。そうすると赤字発生!おおう。

赤字になるということは、売っても売っても利益がそんなに出ない状況になるのです。そして周りにもその悪影響がでてしまうことがあります。

せっかく育てた野菜、できれば全部売れてほしい。他の方のも売れたらなお良し!

 直売所で野菜を出荷される際はいろんな方の野菜をまずは観察することをおすすめします。スーパーや百貨店、デパートでもだいぶ値段の差があって、やはり人口密度の高い所は野菜も少し高めの値段で売られていることが多いのだなと私は感じています。

【STEP 4】防除暦を提出する

年度が替わって初めて作物を出荷するときは、農薬の使用記録をJAに提出する必要があります。

・植え付け日

・使用農薬の種類と希釈倍数

・収穫日

農薬を使ったときは日付と内容をこまめにメモしておきましょう。

【STEP 5】袋詰めして出荷

 値段シールをJAで作成してもらい、袋に貼って出荷します。玉ねぎは10〜12号の袋が使いやすいです。形が悪いものや傷があるものは自家消費用に分けておきましょう。

私は出荷袋のサイズはナフコの20ミクロンPPT袋10号~12号を主に使っています。

実際の売り上げ結果

・普通の玉ねぎ 200袋 × 150円 = 30,000円

・赤玉ねぎ   100袋 × 200円 = 20,000円

・売上合計 約50,000円/利益 約45,000円

月換算すると1〜2万円ほど。大きな金額ではないですが、売る場所さえあれば買う人はいます。私が直売所を選んだのは、集客と宣伝をお店がやってくれるからです。ネット販売のような梱包・発送の手間もありません。

まとめ:玉ねぎ販売で押さえるポイント

・収穫後はすぐ処理・出荷。保管が長引くほどリスクが上がる

・値段は近隣の相場に合わせる。安売り競争には参加しない

・防除暦は日頃からつけておく

・形が悪いものは自家消費。出荷するのは見栄えのいいものだけ

家庭菜園の野菜を売ることに興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。